実印とは何か?選び方と印鑑登録の方法

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実印

印鑑といっても用途によって呼び方が違いませんか?

実印・銀行印・認印・訂正印など種類はたくさんあります。

その中でも一番重要な印鑑でもある実印について今回は詳しく説明致します。

実印とは

実印とは住民登録のある市町村役場に登録した印鑑のことを言います。

登録されていることが重要であり、実印用に使う目的で作られても登録されていなければ実印とはいえません。

逆に安価な印鑑でも登録してしまえば実印といえます。

実印は重要な契約時の意思表示を証明する場面でも使用することがあり、偽造されない為にもきちんとした印鑑を作るようにしましょう。

きちんとした印鑑とは長く使うものなので耐久性に優れており、劣化しにくく、捺印したときに印影が綺麗に写る印鑑がいいでしょう。

実印のサイズ

実印のサイズの選び方

実印登録する際には規定があります。

市町村によって多少違いはありますが、一般的に印影の大きさが一辺の長さ8ミリの正方形の中に収まるもの、又は一辺の長さ25ミリの正方形の中に収まらないものは実印にすることが出来ません。

上記に当てはまらなければ実印として使用することが出来ます。

しかし、実印は重要な場面で使用することが多いので、ある程度重厚感がある大きなサイズの印鑑を作るのが良いでしょう。

定番のサイズは男女によって違いがあり、男性の場合は15~18mm丸、女性の場合は13.5~16.5mm丸の大きさが一般的となります。

実印の素材

実印の素材は何を選んだらいいの?

一生使い続ける実印。

使ってすぐヒビが入ったり、欠けたりしたら嫌ですよね?

実印を作る上で素材選びはとても重要です。

実印の中で昔から人気のある素材は水牛です。

水牛素材は耐久性・硬度・粘りに優れており、芯持ちといってより角の中心部に近いほど質がよく高価になります。

最近であれば男性では重厚感があり劣化しないチタン素材の印鑑、女性ではパワーストーンで作られた宝石印鑑が人気です。

他にも様々素材で作られた印鑑があるので笑印堂で確認してみましょう。

実印の書体

実印のオススメ書体

自分の証明となる印鑑の印影。

素材だけではなく書体にもこだわりませんか。

いろんな書体がありますが実印でオススメなのが吉相体です。

吉相体は縁起の良い書体とされており多くの人に人気があります。

また、印影が複雑なことから同姓同名でも同じ印影になりにくく、偽造しにくいのが特徴でもあります。

他にも枠に接している部分が多いので欠けにくく、耐久性にも優れているので吉相体で実印を作る人がたくさんいます。

実印に彫る名前

サイズ・素材・書体を決めたら最後は彫る名前です。

実印の場合フルネームで作るイメージがあると思いますが、実は名字だけでも名前だけでも実印登録ができます。

住民基本台帳に登録している氏名の文字であれば問題ないということです。

登録できない例としては、戸籍上は鈴木拓実ですが字画が悪い理由で普段は鈴木匠を使っていても実印登録の際に鈴木匠で登録は出来ません。

よって「鈴木」だけの名字で制作するか、「鈴木たくみ」と漢字を使わないでひらがなを使って登録することは出来ます。

ただし、市町村によって名字のみ、名前のみが不可のところもあるので印鑑を作る前に確認しておきましょう。

男性のオススメ彫刻文字

男性の場合はフルネームがオススメです。

男性は大きいサイズで実印を作る人が多いので、文字数が少ないと隙間が多くでき、見た目が貧相に見えてしまいます。

また重要な場面で使うことが多い実印は、偽造防止の為にもフルネームがいいでしょう。

女性にオススメ彫刻文字

女性の場合は名前のみがオススメです。

なぜかというと女性は結婚して名字が変わる可能性があるからです。

多くの女性が結婚して夫の名字を名乗ると思います。

結婚前にフルネームで作っていた場合、結婚して名字が変わってしまったら実印としての効力がなくなってしまいます。

また考えたくはないと思いますが、もし離婚した場合でも名字が戻るので結婚後にフルネームで作っていた場合に名字を戻さないといけませんので実印として使えなくなります。

このように女性は男性と比べて名字が変わる可能性が高いので、名前のみで作っておけばずっと実印として使い続けることが出来ます。

印鑑登録

印鑑登録の仕方

さて実印を作ったらさっそく印鑑登録をしに行きましょう。

印鑑登録をする際は様々なルールがあります。

登録する市町村によって若干ことなりますが、ここでは一般的なルールについてご説明します。

細かい詳細については、お住まいの市町村役場のホームページ又は窓口にて確認しましょう。

印鑑登録のできる人

・15歳以上で市内に住民登録をしている人

・成年被後見人(精神上の障害により判断能力を欠く方)でない人

印鑑登録できない印鑑

・他の人が既に登録しているもの

・職業、資格など、その他に氏名以外の事項を表しているもの

・ゴム印などの変形しやすい材質のものや、既製品の印鑑

・印鑑の枠が3分の1以上欠けているもの

・印影を鮮明に表しにくいもの

登録できる印鑑の数

登録できる印鑑は一人一個のみとなります。

「その日の気分によってフルネームの印鑑と名字だけの印鑑を使い分けたいから2個にしたい」……なんてことは出来ません。

よってなくさないように保管には充分注意しましょう。

申請方法

申請できる人は原則本人となります。

申請時は登録する印鑑及び運転免許証やパスポートなどの顔写真付身分証明書を持参し、書面での登録申請となります。

印鑑登録は本人の身分及び申請意思の確認が出来ればその場で印鑑登録ができます。

登録が完了すれば印鑑登録証明書の交付を受けることができます。

本人であることを確認できる身分証明書を持っていない場合

保証人による印鑑登録

登録する市町村に住んでおり、既に印鑑登録している人が保証人となって、印鑑登録申請書の保証欄に署名及び登録印を押すことで登録申請者が本人であることを保証してもらう方法があります。

この場合は即日登録ができます。

照会文書による印鑑登録

申請の受付後に、本人宛に確認のための印鑑登録照会書(回答書)を郵送されます。

届いた回答書に署名及び押印をし、14日以内に登録する印鑑と一緒に回答書を持ってきてもらう方法があります。

この場合は即日登録ができません。

代理人による印鑑登録

病気、その他やむを得ない理由で、自ら申請することができない場合は代理人による申請もできます。

最初に印鑑登録申請書という用紙が市町村役場の窓口あるので必要事項を記入の上提出します。

後日、本人確認をするための照会文章(回答書)が送られてくるので必要事項を記入し、登録する印鑑を持参の上再度窓口に行き手続きをして完了となります。

なお手続きの際は回答書・登録する印鑑の他に申請者本人の免許書などの確認書類、代理人本人の確認書類及び印鑑を持参していきましょう。

最後に

いかがでしたか?

印鑑の中でも一番重要な実印。

事前に正しい知識を学んでおくことで失敗もなくなります。

自分にあった実印を作って一生大切にしましょう。

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